2007年2月3日土曜日

気候変動に関する政府間パネル

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第一作業部会が2月1日パリで開かれ、第4次の評価報告書が承認されたとの記事が今日の夕刊一面トップに掲載されていました。



第4次報告書では、100年後には環境に配慮した循環型社会を実現しても気温は1.8℃上昇し、化石燃料に依存して高い経済成長を実現すれば4℃上昇すると予測しています。
海面上昇で言うと18~59㎝となるそうです。



今年の日本の冬は驚くような暖かさでスキー場には雪が無く、雪祭りの開催さえ危ぶまれています。
また先日の会合で小池百合子氏がスイスに行ったときの話しをしていましたが、スキー大国スイスでもスキーが出来ないほどの暖冬雪不足に悩んでいるとのことです。



普段見られない深海魚が浅瀬に出てきたり、あちこちでおかしな現象が確認されているのですが結局は昔から自然環境を破壊し続けたことのツケが回ってきていると言うことです。



いまからでも1人1人が危機感を持って、温室効果ガスの排出を抑える努力が急務となっています。
地球が滅びないために、文明の進化ばかりに目をとらわれず、自然に優しい昔ながらの生活習慣をどうしたら実現できるか真剣に考える時代が来たようです。



高い経済成長が素晴らしいと思っていた時代が終わり、経済成長がマイナスになってでも我々人類が暮らす地球の破壊を食い止めるべく、世界レベルで考える時代となりました。



1人1人がまずは出来ることから・・・・





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