2007年12月2日日曜日

追悼ミサ

今日、白金の聖心女子学院で行われた追悼ミサに列席してきました。
私の学生時代の友人の奥さまの追悼ミサでした。



私はクリスチャンでは無いですが、カトリック系の学校で育ったため小学校の頃はよく教会でのミサに参加していた記憶があります。



しかし、親戚や友人関係・仕事関係などで法事があっても、教会での葬儀は日本人の多くはあまり経験したことが無いでしょう。



私も少ししか参加した経験がありません。



馴れもあるのでしょうが、お寺での法事の場合はそれほど緊張しません。
しかし、教会の場合は入口を入った途端、何か今までに無い空気感を感じ緊張します。



それがなんとも言えない荘厳な雰囲気となり、信者の方々と一緒に最後は讃美歌を歌っていました。



少しでも私しながらの追悼の意を込めて・・・



聖心女子学院は美智子皇后が通われていた学校ということで有名になり、伝統と歴史のうえに名声が加ってちょっと別格な雰囲気を持った学校です。



私の母と妹の母校でもあり、その昔は良く行きましたが今日は実に30数年ぶり。
久しぶりに訪れても聖心女子学院の雰囲気は歴史のまま変わっていませんでした。



新しいこと・変化することがいいネットの世界と相対し、歴史を大事にし、時代が変化しても変わらないことの素晴らしさ、変わらないことの大事さを教えていただいた一日でした。



師走に突入!

いよいよ今日から師走、一年最後の月となりました。



あっという間の一年、何が出来て!・何が出来なかったか?来年に向けての思いを込めるのも、一年の反省をするのもこの12月、師走です。



例年師走になると道路は混むし、仕事は忙しくなるし、ドタバタ・ドタバタで一年の反省や来年への思いは仕事納めの後になってしまいます。



師走の入口、今日は土曜日。



ただでさえ土曜日は仕事の車と遊びの車が入り乱れて道路は大渋滞。
一週間の中で一番車で出掛けたくないのが土曜日です。



実は今日、14:00から私の友人の奥さまの追悼ミサが白金の聖心女子学院で行われ、列席するために車で出かけました。
いつの土曜日はかなり渋滞するので、余裕を持って1時間半を見て出かけます。



仕事の都合で車が要らなければ電車で行くのですが、その後の仕事は車が必要なため、今日は師走初日の土曜日。
大事な追悼ミサに遅刻する訳にはいかないので、2時間の余裕を見て車で出かけました。



幹線道路に入ってビックリ!



何故か祭日のように車が少なく、平日一時間以上かかる白金まで何と一時間かからずに着いてしまいました。



師走の土曜日、なのに何故?



もしかしたらガソリン価格の高騰で本当に必要な人以外車に乗らなくなったのかもしれませんね。



忙しくて、師と仰ぐ先生も走る「師走」、今年はどうでしょう?



2007年11月30日金曜日

フランチャイズの盲点、マクドナルドよ!お前もか?

作ってから一定時間が経過したら廃棄処分。



徹底した品質管理が全店で確実になされていたはずのマクドナルドでも、何と6年も前から一部売れ残り商品の日付シールを貼り替えて販売していたと報道されました。



フランチャイズの一部店舗なので、全店で会社ぐるみという訳では無いけれど、徹底した品質管理が行われていると信頼していたマクドナルドでもこんな事が起っていようとは。



直営店では無いフランチャイズの場合、全店舗に意識を徹底させるのは難しい事でしょうし、ほんの一部の人的な問題とは言っても、正直がっかりしたし、とても残念です。



大きな組織で隅から隅まで徹底するのは本当に大変なことですが、「これで完璧!大丈夫!」と安心した途端に落とし穴が待っているということでしょう。



気を引き締めねば・・・



そう言えば我々の不動産業界でも、大手が仲介業参入を競った時期がありました。
一気に店舗数を増やすために使われた手法がFC展開でした。



経営は地元の会社に任せ、店構えとシステムはFC本部が提供する訳です。



その実態はというと、昔の話で恐縮ですが、直営店とFC店では置いてあるリーフレット類や販促品、人的要素までもが違っていました。



外から見たら、店構えも看板も大手不動産会社の支店です。
大手だと思って入ったら、それは看板だけで中身はちょっと荒っぽい地場の不動産会社なんていう店もありました。



FC本部もサービスの質を均一にすべく、かなりの努力をしたことだと思いますし、絶えず指導研修を行ったという話しも聞いていましたが、結局は全てを直営店にするという方法で質の向上を図りました。



どんなにいい仕組みを作っても、そこで働く人の人的レベルを向上させない限り、上質は保たれない、「仕組みだけではダメ」という事ですね。



2007年11月29日木曜日

相次ぐ老舗の不祥事

賞味期限の改ざんや食材の偽装等々、各界の老舗と言われている業界大手で次々に問題が発覚し、そろそろ出つくしたかと思いきや今度はシュウマイ。



偽装や改ざんなどの作為的なものでは無く表示方法の単純ミスらしいですが、相手ぐ大手の不祥事になんだか何を信じてよいのやら!



所詮自分しか信じられない?



崎陽軒は販売を自粛し、表示の間違っていた商品はすべて回収して廃棄処分にするらしい。



しかし良く考える賞味期限の偽装や食材の偽りがあった訳では無く、外箱の表示が間違っていただけなので中身の食材に問題は無し。



これをすべて回収して廃棄処分とはあまりにも食べ物を大事にし無さすぎと思いませんか?



いまだに食べ物が無く、やせ細っている子供たちが多数暮らす国もあるというのに、正常な食品を廃棄処分するとは・・・ちょっと神経質になり過ぎ!という気もします。



何とか活かす方法は無い物でしょうか。



2007年11月27日火曜日

OpenOffice.org

ご存知ですか? 「OpenOffice.org」



これは簡単に言ってしまうと、無償で利用できる統合オフィスソフトです。
上記リンクがOpenOffice.orgの入口なので興味のある方は覗いてみてください。



下記にダウンロードページへのリンクボタンを付けてみました。
当社のウェブサイトにもリンクボタンを付けてあります。
ここから無償でダウンロードできます。



 Use OpenOffice.org



このソフトは単に無料で配布されているだけでは無く、オープンソースと言う方法で開発・公開されているので、知識のある方やメーカーが手を加えて再配布することや、特別な仕様に変更して販売することもできます。



そんな小難しいことは使う側にはどうでも良いことで、無料で利用できる統合オフィスソフトが使い物になるか否かが一番の関心ごとになります。



私は今春、マイクロソフトのOffice2007を会社用と自宅用に購入しました。
データベースソフトのAccessも必要なので、総額は約20万円もの費用が掛かりました。
高性能なノートパソコンが一台買える価格です。



これにはワープロ・表計算・プレゼンテーション・データベース・資料作成機能など業務上必要な機能は一通り入ってますが、まともに買うと量販店でも60,000円前後します。



Windows Vista の登場に合わせて新しくなったOffice2007は見た目は美しく見やすくなり、セキュリティー面の強化もなされているけれど、ファイル形式が新しくなった為に2007形式で保存すると、過去のOffice2003以前のバージョンでは読み込めなかったり、今まですぐに使えた機能が何処に行ってしまったのか解らず、コマンドを探し回ったりと、半年近く使っているけれど私の場合には操作性が向上したとは言えず、使いにくくなったと言った印象を持っていました。



それにどういう訳か新しいワードは良く落ちる。
せっかく作業が進んで資料が完成、といった辺りになって強制終了されると、自動保存されているはずのファイルが修復されずに全てが無くなってしまうのです。



ワードに変えてからも一太郎はずっと並行して使い続けてはいるけれど、対外的にデータ交換となると、やはりマイクロソフト製品で無いと不便を感じ、一太郎に戻すわけにも行かないのが現状です。



今回試してみたOpeOfficeは、ワード・エクセル・パワーポイントと同じファイル形式でデータ交換が可能なのが売りのようです。



Office2007の新しいファイル形式には対応していなかったけれど、オープンソースなのですぐに誰かが改良するでしょう。



高いお金を出して統合ソフトを買いたくない人には、試してみる価値は大いにあるのではないでしょうか。



パソコン研修会の際などにも全パソコンにインストールしても費用はかからず、トレーニング用という使い方もあるでしょう。



マイクロソフトのオフィスと高い互換性を持っており、下記の機能が搭載されています。



  • ワープロ機能:ワード → ライター(Writer)


  • 表計算機能:エクセル → カルク(Calc)


  • プレゼンテーション:パワーポイント → インプレス(Impress)


  • 作図ツール:各ソフトの図形描画 → ドロー(Draw)


  • データベース:アクセス → ベース(Base)


  • 数式挿入:各ソフトの数式機能 → マス(Math)


  • メール:アウトルック → 機能搭載無し


元々はサンマイクロシステムズが開発したソフトで、詳しくはWikipediaで解説されているのでそちらをご参照ください。



無料で利用できるので使ってみてはいかがでしょうか?
しかし、ダウンロードは120MBにもなるファイルなので、ブロードバンドで接続している人でもかなり時間はかかります。
パソコン雑誌などにも付録CDに収録されているようなので、そちらの方が楽かもしれません。



2007年11月23日金曜日

清水に続き竹中工務店でも強度不足発覚

千葉県市川市のJR市川駅前再開発地区で清水建設を主体とする5社が建築中の45階建超高層マンション「ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス」。



駅前の再開発区域内、45階建の超高層、施工は清水建設、分譲は野村と三井という大手ジョイントによる信頼感、などで大人気物件でした。



立地が良く、施工も分譲も大手ということで、ちょっと無理して購入した方々もかなりいたことでしょう。
そんな大手分譲物件で128本もの鉄筋不足が検査で分かり、30階で工事がストップしたのが先月下旬。
今月上旬にマスコミ報道され、正直ちょっとびっくりしました。



「作為ある計画的手抜き工事」では無かったようですが、現場で働く人たちがお互いに「大手だから大丈夫」といって、「本来やるべくチェックをやっていなかった」事がどうやらこのミスにつながったようです。



清水建設は、「すべてやり直し、設計通りの強度に戻して工期も守る。」としているようですが、貯金をはたいて購入した方々は「単純に良かった」と安心できる心境では無いでしょう。



そんな事件が起きたばかりなのに、今度は絶対的信頼感のあった、特に高級ブランドのマンションでは別格とも言われていた竹中工務店でも、港区東麻布で建設中の27階建高層賃貸マンションで使用する鉄筋の種類を間違えるという強度不足が発覚しています。



この竹中工務店の場合も作為では無く、本来地下部分に使う予定の鉄筋(径は同じだが強度が20%ほど低い)物を8階と9階に使ってしまったとのことでした。



地下階の工事もたまたま同時進行していた為に取り違えたらしいのだが、専門家によると同じ径でも強度の違う鉄筋は間違わないように色分けされているとのことでした。



ということは単純な人的ミスということになります。



今回は二つの事件共に建設途中で発覚し、設計通りの強度を維持できるように工事をやり直すとのことですが、いくら強度は設計通りと言われても、住む側にとっての精神面は設計書通りにはいきません。



二つの事例を見て行くと、「確認を怠ったための人的な単純ミス」



今回は途中で気が付いたけど、おかしい?と思いながらも、若しくはまったく気付くことも無く完成してしまっている建物もかなり存在すると思った方が良さそうです。



これは他人事では無く、自分の仕事でも「たぶん大丈夫」という未確認の単純ミスが起こらぬよう、その仕事に係る全員がお互いの目線で確認しあう体制作りを私も改めて大事にしたいと感じた次第です。



「白い恋人」完売御礼

Photo賞味期限改ざん問題で操業を停止していた北海道の代表的な土産「白い恋人」。



今日11月22日に3ヶ月ぶりに新千歳空港や道内のデパートなど400店舗で販売が再開されたというニュースが報道されていました。



しかも驚いたことに「完売御礼」



相次ぐ食品偽装で、食の安全は完全に揺らいだ感があったのだが、販売再開と同時に完売とは、日本人の危機意識はいったいどうなっているのだろう?



今朝の新聞には全段広告で販売再開をうたっていたけれど、「表示方法を変えて今度は大丈夫ですよ」という内容の広告で、消費者を欺いていたことに対する反省とお詫びの気持ちをこの新聞広告から感じなかったのは私だけでしょうか?