2006年5月5日金曜日

ブスと美人は何処が違う?

僕が結婚する前の遙か昔の話ですが、東中野の交差点脇(当時の勤務先がそこでした)時間は夜の9時半頃だったでしょうか?
最近は滅多にお目にかかれませんが、昔は酔っぱらったおじさんが手にお土産を持ってフラフラしながら歩いている光景をよく見かけました。



まさにそんなおじさんが手土産をもってフラフラ歩いているのを見かけたとき、向こうから歩いて来たOLらしき女性が二人、フラフラ歩くおじさんとすれ違う瞬間です。
予想通りにおじさんは意識してかどうか解りませんが、その女性の方へふらついて肩がぶつかりました。



すれ違いざまに女性二人は言いました。
「や~ね~酔っぱらいは!、そうそう本当にや~ね!」



それが聞こえたのでしょう。
酔っぱらいのおじさんが振り返って言いました。
「俺のヨッパイライは明日になれば醒めるが、あんたらのブスは一生なおらね~」



あまりのブラックジョークに、その場で腹を抱え込み座り込んで笑った記憶があります。
恐るべし酔っぱらいの本音!



しかし、何でブス?
造りが綺麗だから美人?
見た目がぱっとしないからブス?



朝日新聞の週末限定版にBeという別刷りがあります。
そこに「フジマキに聞け」という記事を見つけ、まさに僕が思っているブスと美人の違いが書かれていました。



ブスとは無粋のことで、粋でない生き方や振る舞いのこと!
たとえば電車の中で化粧をしたり、駅前で座り込んでたばこを吸ったり、こういった行為が人から見て決して愉快ではないので無粋な行為となる。



周りが不愉快になる無粋な行為をする人をブスと称し、外見上の造りのことでは無いというのがフジマキ兄弟の結論だと思っています。
「人生で得をするのは心美人」とも述べられていました。



私も全く同感、心が美しく、精神が清らかな人は醸し出す雰囲気が美しいのです。
気品というのはそういった事を言うのでしょう!



これも遙か昔に聞いた名言ですが、「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」というのがあります。
見た目が綺麗でも中身が無くてはすぐに飽きるし、見た目はぱっとしなくても中身があれば時間とともに理解されるという人生の神髄のような話です。



これは女性だけの話ではなく、「人間として常に精神を綺麗にしていたいですね!」という話でした。







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