2010年10月10日日曜日

東京都不動産協同組合 情報事業委員会開催

ハトマークネット 昨日(10月8日)飯田橋にある不動産協同組合の会議室にて情報事業委員会が開催され、私は今期情報事業委員会の委員に任命されていますので会議に参加してきました。


今回の重要議題は、我々不動産会社にとって貴重な情報源となる不動産ポータルサイト「ハトマークネット」の認知度アップ・機能アップです。


このハトマークネットは不動産情報の公開サイトとして(社)東京都宅地建物取引業協会が立ち上げ、東京都不動産協同組合が運営していますが、設立当社は一般顧客への情報公開もさることながら、我々東京宅建協会の上位組織である全宅連が運営する「ハトマークサイト」、更には不動産業界4団体の加盟会員から提供される物件情報を公開する全国規模でしかも日本最大級の「不動産ジャパン」(管理運営は不動産流通近代化センター)へ物件を一括登録する為のゲートウェイ的な意味合いが強くありました。


不動産ジャパン 東京宅建のハトマークネットはアットホームという不動産ポータル運営会社がそのシステム構築を担当しています。


今日はそのアットホームから担当者に来て貰い、ハトマークネットの問題点と課題、改善点などについて意見交換を行いました。


このシステム運用会社との意見交換は過去に何度も実施されており、協同組合の情報事業委員会のみならず、宅建協会の情報流通委員会、更には情報流通委員会無いに設置された小委員会でも再三に渡って意見交換が行われてきています。


しかしながら、めまぐるしく変化するウェブの世界で勝ち残るには課題山積で一向に改善がなされないのが実情です。


何故か?


我々宅建協会の会員のみならず、他団体の会員も各不動産会社はリクルートの「SUUMO」やネクストの「Home's」・「アットホーム」・Yahoo!不動産に直接登録出来る「いい生活」などと行った有料の不動産ポータルサイトに広告料を支払って不動産情報を掲載しています。
当社でもこれらの有料サイトに掲載料を支払って物件情報をインターネット上に公開しています。


その一方で我々宅建協会が運営するハトマークネットは、東京都不動産協同組合の会員であれば何物件でも無償で利用出来る情報サイトです。


この無償で利用出来る情報サイトがエンドユーザーに認知され、しっかりした反響を得られれば、今まで何社ものポータルサイトと契約し、毎月支払ってきた広告掲載料を節約することが出来るのです。
ハトマークネットのような業界団体が運営する無償の情報サイトは、不動産不況の最中、不動産会社にとって救世主となることは間違いありません。


しかし何故出来ない?
内部事情を知っている方々は前から口にしている事ですが、どうやっても出来ない構図が実はあるのです。


賢い方はお気付きかと思いますが、東京宅建の運営するハトマークネットのシステム構築会社はアットホームという不動産会社から広告掲載料を取って不動産ポータルサイトを運営する会社です。


もしも、無料のポータルサイトが顧客から認知され、しっかり反響が得られるようになってしまうと経営上非常に困る立場にある会社がシステム構築を担っているのです。


アットホームにしても頭を抱えていることと思いますが、宅建協会との昔からの関係上、ハトマークネットを疎かには出来ない。


しかし、最先端のテクニックと業協会からの莫大な費用を投入してハトマークネットの認知度を上げると、自社が運営するアットホームウェブの脅威となってしまい、自分で自分の首を絞めてしまう結果となります。


それなら宅建協会がアットホームと手を切り、他のシステム会社に運用を任せたら実現出来るのでは・・・???


実はそれほど簡単なものではなく、不動産ポータルのノウハウを熟知しないシステム会社に任せても、最先端でしのぎを削っている不動産ポータル専門会社にはそんなに簡単に勝てるものでは有りません。


アットホーム以外の不動産ポータル運営会社と組んでも、自社が運営するサイト以上に八マークネットの位置を上げる訳が無く、結局は同じ事になります。


最近では不動産ジャパンが物件自体を顧客に提供するサイトから、物件そのもの情報よりも不動産全体に関するノウハウや基礎知識・各自治体からの支援サービス情報などを提供するサイトに変わってきています。


不動産情報サイト(不動産ポータル)もただ単に沢山の物件数を集め、物件情報のみを提供する時代は終わったのでしょう。


不動産を探す際も、沿線を決め、駅を決め、と順番にクリックして膨大な情報から気に入った物件を探す、というスタイルの検索方法はもう古くなってきています。


そういった意味では、どこかの不動産ポータルサイトにアクセスし、物件種別を決め、沿線を決め、駅を決めといった探し方をせず、Google等から多種多様なキーワードを駆使し、直接希望する地域情報や物件情報にダイレクトアクセスする時代になったと言うことを、物件情報を提供する我々不動産会社がしかっりと気付く必要がありそうです。



2010年9月27日月曜日

アメリカ発!世界恐慌の危険度UP

新聞記事1 今朝の朝日新聞一面トップに気になる記事が・・・・


変調世界経済「二番底は来るか」というタイトルでアメリカ経済の衰退を伝えていました。


私が2006年にニューヨークを訪れた際、マンハッタンの景気はかなり良好。
マンハッタンは特殊な地域なだけに高額な不動産が結構動いていました。


街には活気があり、マンハッタンのみならず周辺地域でも分譲マンションや建売住宅の需要が供給を上回り、かなりの好景気を目の当たりにしてきました。


しかし、3年前に起きたサブプライムローン問題、2年前の9月に巻き起こったリーマンショックにより、世界経済を巻き込んだ不況へと落ち込んでいきました。


それでもアメリカ経済は結構根強いと思っていたのですが、今朝の新聞記事によると不況の影響はかなり深刻なようです。


富裕層が多く住むマンハッタンでさえ、ユニクロやフォーエバー21などの割安が売りのファストファッションの店が相次いで出店し、食の世界では1ドルピザの店が増殖しているとのことです。


新聞記事2 生活のベースとなる住宅は?というと、記事に寄れば不動産価格は半値以下に下落し、収入も減っていることから売るに売れず、ローン返済も出来ずに破綻するケースが相次いでいるようです。


それによって当然ながら貸し出しをしていた金融機関も融資金の回収が出来ず、今年に入って既に120もの金融機関が破綻したと報じています。


不動産価格の下落は日本のバブル崩壊と似たものがあり、この影響はすぐに日本にも飛び火してくることは間違いないでしょう。


好調なのは低金利に支えられた新築分譲のみで、今年は昨年以上に不動産市場は冷え込んでおります。


真剣に対応策を考えないと他人事の話しではいられません。



2010年9月24日金曜日

悪天候の不動産フェア2010

私は今年から担当を外れたので不動産フェアには参加していませんが、献血運動に協力するため午前中に池袋東口の不動産フェア会場へ行ってきました。


昨日は真夏日の30度を超える気温だったのに今日は20度以下。
しかも雷混じりで台風並みの大雨に見舞われ、担当役員は皆大変な思いで準備し、また勤務していました。


例年ですと開催日の9月23日(秋分の日)は好天に恵まれ、池袋東口の会場前は人だらけになるのですが、この大雨では人もまばらでした。


それにしても今年の天候は本当に異常です。
昨日は暑く半袖でも汗だく、今日は今現在私のパソコンに表示されている外気温は何と16度と表示されています。


明日はもっと気温が下がるような予報も出ており、体調管理をしっかりやらないと健康体の人でも体調を崩しそうな乱高下の天気となっています。


しかし、今年の夏は雷が鳴って夕立が降ることも無かったので、今日の雷でやっと夏が終わったのかも知れません。




  • 不動産フェア1

  • 不動産フェア2

  • 不動産フェア3


不動産フェア3



2010年9月19日日曜日

3D映画 『海猿』 ザ・ラストメッセージ

昨晩事務所を閉めてから、久しぶりに映画館で映画を見てきました。


どうやらメジャー配給としては初上映。
最近騒がれている3D手法で作成された海猿シリーズの完結編、「ザ・ラストメッセージ」です。


当社からも自転車で5分程の近さにあるユナイデッドシネマ豊島園、18:30からの上映に合わせて行きましたがロビーは人だらけ。


平日はガラガラらしいのですが、やはり土日は混んでいるようです。


飲み物を買って入場開始のアナウンスを待っていたのですが、3D海猿上映スクリーンの入場口前は人が少ないのにビックリ。
10分前に入場開始となったのですが、館内も人がまばらで70%~80%ぐらいが空席という感じです。


しかし、久しぶりに来た映画館にビックリ。


昔の感覚だと有名な映画館でさえ席の幅は狭く、前の席に膝があたり、座っているとおしりが痛くなる出来の悪い椅子に我慢して座っていたものですが、席は幅広くゆったり、前席との間隔も座ったままで前を人が通れるほど広く、肘掛けには飲み物を置くカップホルダーも付いており、随分と待遇が良くなったものです。


約2時間半座ったままでもおしりや腰が痛くならず、映画に専念出来たのは嬉しい限りでした。




  • 海猿1

  • 海猿2

  • 3D


3D


同じユナイテッドシネマ豊島園内で2D版の海猿も同時上映されていますが、私が見に行ったのは3D版。


入口でビニールケースに入った3Dメガネを渡され、スクリーンに「ここから先は3Dメガネをかけてご覧ください」というメッセージが流れてからは、スクリーン上が3D映像となります。


昔のテレビによくゴーストがかかったように映像を二重にずらして作成し、それを3Dメガネで見ると遠近感を感じるという仕組みです。


この二重にずらして遠近感を出すことから、線がはっきりしている文字とか四角や三角などの線と角がはっきりしている図形の方がはっきりと遠近感を感じます。


実写の映像でもあまり動きがないものははっきりとした遠近感を感じるものの、動きが激しい映像の場合は技術的に無理があるようで、自然の遠近感とは違うちょっと違和感のある作られた感じがあります。


3Dは昔からある物とはいえ、コンピュータグラフィックスで作った映像には加工しやすいのでしょうが、実写映像にはまだまだ技術開発が必要なようです。


3Dにばかり気を取られていましたが、この海猿「ザ・ラストメッセージ」。
ハラハラ・ドキドキしながら真剣に見入ってしまったので、終わってみたら結構力が入っていたようで「疲れた」が実感。


真剣に見入ってしまった面白い映画でした。


最後に劇場で映画を見たのは何時だったか考えてみたら、2005年のスターウォーズエピソード3「シスの復讐」以来5年ぶりでした。



大型連休の顧客動向は如何に?

今回の飛び石連休は21日・22日及び24日を繋げるとなんと9連休という、ゴールデンウィークに匹敵する大型連休となっています。


まだまだ暑さは残ってはいるものの朝晩は涼しく、秋晴れの天候もあり旅行にはもってこいの大型連休かも知れません。


我々不動産業界もこの連休にはある程度期待をしています。
連休前の木曜日・金曜日は静かだったものの連休初日となった18日土曜日はかなり電話による問い合わせが多く、現地の案内予約も結構入りました。


このまま行けばこの連休は多少期待出来るかも?と思ったのもつかの間。
連休二日目の今日は電話も少なく静かな一日が始まっています。


猛暑の夏は動きが余り無かっただけに、涼しくなったこの連休に期待をかけていたのですが・・・・


さてさて如何なる動きになるのでしょうか?



2010年9月15日水曜日

今年度第一回目の宅建練馬区支部主催研修会

本日午後1時から4時まで、練馬駅北口の練馬文化センター小ホールにて、今年度第一回目の宅建練馬区支部主催の研修会が行われました。


今回は実際に仕事の現場で起きているトラブル事例を元にした貴重な話しです。


まず最初は、東急リバブルお客様相談室の橋本明浩氏による「トラブル防止最前線」の話し、次には弁護士の熊谷則一先生による「判例から学ぶ瑕疵担保責任」という本当に日々の仕事に即した貴重な話しでした。
私も今回の研修会はステージ脇からじっくりと聞かせていただきました。


我々開催側のスタッフとしては、仕事に直接影響する現場の話しなので多数の会員各位が聴講に訪れることを期待していたのですが、残念なことに予想より極端に出席者が少なく会場内はガラガラ、ちょっとがっかりしたというのが本音のところです。


ここ数年間、年々参加者数が減り続け、なるべく仕事に直接関係するようなテーマを選んで開催するのですが、景気が悪くなると研修会に参加してくださる方も減ってしまうようです。


研修会 



2010年9月4日土曜日

インターネット戦略セミナーのご案内

来る9月14日(火曜日)午後、神田神保町の日本教育会館9階「喜山倶楽部」にて、<FDJ社/『インターネット戦略セミナー』シリーズ>が開催されます。


この日私は宅建練馬区支部の支部研修会と時間帯が重なってしまい残念ながら参加出来ませんが、『「次世代ネット社会」の見えない不安を解消するセミナー』として企画されているようで、今まで開催されたFDJ社(不動産データ&ジャーナル社)のセミナーの中でもかなり中身が濃いものになっているようです。


セミナーの内容は下記のお知らせいたしますので、お時間と興味をお持ちの方は参加なさっては如何でしょうか。



  • 第一部〔1:00~2:00〕 (株) フロンティア・B.I. 代表取締役 藤井 伸輔氏
    ◎アマゾンで大人気『iPad・スマートフォン・クラウド・Twitter・・・で結局、何が変わるんですか?』の著者 藤井 伸輔 氏を特別招聘!
    最新著書(すばる舎/1,365円)をセミナーご参加者全員に無料進呈!
    IT・Webの大転換期に次世代ネット社会のVisionaristフロンティア・B.I/藤井 伸輔社長が鮮烈デビュー
    ■■特別講演/もはや無視できない、「モバイル・クラウド」の全貌 展望 【不動産業のモバイル・インターネット戦略】を読んでおく!
    ★【動画】不動産業「次世代ネット」セミナー&藤井伸輔デビュー
    http://peevee.tv/v?75pk3d

  • 第二部〔2:00~2:30〕(株)不動産データ&ジャーナル社 代表取締役・編集長 浅見 貞男
    FDJ社から 〔不動産業版・ソーシャルメディア活用のノウハウ集〕 をプレゼント!
    ◎ プレゼンテーション1(FDJ社から)/見えにくい次世代・不動産インターネットの全体像を図解で提示
    NEXT戦略 これから、さらに何が変わるんですか? 営業現場の対応術は!
    〔Googleマップ+ジアース〕参入で流動化する日本の不動産Web戦線を読んでおく

  • 第三部〔2:45~3:15〕 (株)ジアース メディア企画部  天野 善彦氏
    これが、Google+ジアースの不動産業Web戦略だ!
    ◎ プレゼンテーション2(ジアースから)/不動産検索に無料で物件情報を掲載してみませんか!
    今後、家探しユーザーが支持するサイトはどこになるのか? 
    ★【動画】不動産検索2010年8月/Google Map+The Earthの衝撃
    http://peevee.tv/v/71i746

  • 第四部〔3:15~4:00〕 (株)リデアラボ 代表取締役  山田 稔氏
    フリーミアム (無料) サービスの活用/これが、地場業者のWebハック(使いこなし)術だ!
    ◎ 実践編 (リデアラボから)/ユーザーを満足させる情報提供とプレゼンテーションの新手法とは
    フロー型からストック型へ:建物情報とソーシャルメディア(手作りのWeb・CGM)

  • 第五部〔4:00~5:00〕 〔講師各位〕 藤井、浅見、天野、山田

  • 無料・個別・相談教室を開催/一社20分まで延べ12社様を受付
    セミナー会場(に教室を開設)で、無料・個別・相談を行います! 
    希望講師の指定・相談内容を開催日前日までメールでFDJ社宛お送り下さい。

  • 〔ご参加方法〕
    ■ 聴講料 1名 17,000円 / 2名 30,000円 /3名 42,000円(4名様以上はご相談下さい)
    ※ 消費税を含みます  (定員 80名)
    ■ 申込み先  (株)不動産データ&ジャーナル社
    〒358-0027 埼玉県入間市上小谷田1-3-3-501
    TEL 04(2964)7411
    FAX 04(2965)6707
    ■申込み方法:E-MAIL か FAXでお申し込み下さい。
    E-MAIL http://www.fdj.com/semi/form-net.html
    FAX http://www.fdj.com/semi/form-fax.html


●詳細は下記サイトにてご確認下さい。
  ・http://www.fdj.com/semi/20100914.html
  ・http://fudou3.jugem.cc/?eid=9117