2011年3月23日水曜日

『不動産業戦略 e-REVIEW』 4月号にてご紹介いただきました。

FDJ 不動産データ&ジャーナル社が発行している月刊誌『不動産業戦略 e-REVIEW』4月号にて、現在宅建協会(不動産協同組合)で進めている不動産物件情報サイト「新ハトマークネット」構築に関する記事が掲載されました。


○掲載記事(PDF) → ハトマークネットクラウド型再構築


その記事に関連して私のブログ記事も一緒にご紹介いただきました。
有難うございます。
PDFファイルの容量が大きいので開くまで少々時間が掛かります。
恐縮ですがご了承下さい。


○関連掲載記事 → ハトマークネット再構築に関するブログ記事


 



2011年3月21日月曜日

スパム?Facebookアプリ『Badoo』にご注意!

昨晩Facebookから下記内容のメールが届きました。


○○○○さんがあなたのウォールに投稿しました。
このメールに返信することにより、投稿にコメントすることができます。
ウォールを見たり、投稿に返信するには、以下をクリックしてください。
早速Facebookにアクセス。
すると・・・・・


Badoo ○○○○さんがKazuo Iwasakiさんについての質問に答えました
彼は他の友達に関するこんな質問にも回答しています。
~
Find out: what he said about you!..


と言うFacebookのページが表示され、質問等した事はないのにこの○○○○は誰だ?と思って名前をクリックするといきなりゲームが始まります。


どうやら自分のパソコン内のGmail住所録から名前を引用しているらしいのだが、知っている名前が次々と現れ、誰と誰は○○しますか?等とゴシップねた的な連想ゲームに誘い込まれる。


実名が飛び交い、リアルで面白いゲームだなと一瞬思ったが、怖い感じもした。


その直後、友人から「ひょっとしてBadoo登録しました?こっちにも勧誘来ているけれど評判良くないですよ。」という連絡が入りました。
どうやら画面に次々と出てくる友人宛に勧誘メールを送りつけているようです。


調べてみるとロンドン発のSNS。
設立は2006年11月。
2007年Google Zeitgeistランキングで急上昇検索キーワードの第2位。
世界のSNSトップ25位以内。
スパムな方法で登録人数を増やす。
ヨーロッパに多くのユーザーを抱える。
ソーシャルネットワークサイト badoo.com に登録すると、Gmail のアドレス帳から勝手に招待状が送信されるようです。注意してください。
下記サイトにてBadooの解説がなされています。
ご参考までに。
http://attrip.jp/24016



お墓参り、墓地は無事でした。

天気予報では雨になりそうな予報であったが、とても暖かく、非常に良い天気となったので、朝一でお彼岸のお墓参りに菩提寺「三宝寺」へ行ってきました。


やはり途中見かけるガソリンスタンドは全てクローズ、一個所だけ開店間際らしいスタンドがあり、どこで情報を仕入れたのか多数の車が列を作っていました。(約500mぐらいでしょうか?)


これだけ多数の車全てに給油が出来るのか?スタンドのタンクはそれ程大きくはないような気がします。
この騒ぎとなる直前に満タンにしておいて良かった!とつくづく思います。


さて、心配していたお墓の方は殆ど被害が無く、墓石・墓標・灯籠など倒れや様子はなく一安心と行ったところです。


大地震に意識が行ってしまい、季節の流れを感じている暇は無かったのですが、境内の梅が綺麗に咲いており、帰りに通った仙川通りでは早咲きの桜も開花していました。


ほんの一瞬、ほのぼのとした日曜日の朝でした。




  • 梅001

  • 梅002

  • 梅003

  • 梅004


梅004


 



2011年3月19日土曜日

2011年地価公示発表

2011年1月1日現在の公示地価が昨日国土交通省から発表されました。


大見出しでは「地価下落率が縮小」、小見出しでは「公示地価 3年ぶり上昇地点も」となっていましたが、これは1月1日現在の調査ですので、もちろん地震の影響による修正は行われておりません。




  • 地価公示001

  • 地価公示002

  • 地価公示003


地価公示003


せっかく改善しつつあった不動産相場も、地震による影響はかなり大きく受けそうです。


見出しでは下落率縮小で上昇地点もあるとなっていますが、首都圏中心部の商業地は二桁台の下落をしており、上がりかけるとすぐ下がり、上がり帰るとすぐ下がり、といった事をあちこちで繰り返しています。


まだまだ暫くはトンネルの中から出られないかも知れません。



2011年3月18日金曜日

義援金活動への協力に悩む!

夕方会社に戻る際、通りかかった練馬駅北口ロータリーで災害支援の為の義援金活動が某都立高校の有志達で行われていた。


被害のあまり無かった東京にいる者としては、何か出来ることは無いか?今すぐに出来ることは無いか?
同じ日本人として被災地の方々へ今出来る一番の支援は何だろう?
と考えると、誰にでもすぐに出来る支援策は義援金。


当然のことながら義援金活動に協力しようと思ったのだが、悲しいかなある思いがよぎってしまった・・・・


義援金活動を行っている方々は当然のことながら善意で行っていると信じたいのだが、もしかしたら?災害支援を悪用し、善意の人達から金品を搾取する行為かも知れない。


高校生が一生懸命大きな声で災害支援を訴えているのに、こんな事を考える自分がいるという事に悲しくなるのだが、この義援金活動が本当なのか?偽善なのか?私も含め一般人には判断する材料が無いのが辛い。


今日一日、私が外出している間、社では連絡の取れなかった宮城県と福島県の顧客との連絡に努め、夕方にやっと連絡が取れたとの報告が入った。


結果、無事だったことは判ったが、被災地の方々が一番困っている、一番願っている事が見えてきたのは、「とにかく物がない」と言うことであった。


何がないのか?とまでの確認は出来なかったようなのだが、「水・食料・燃料」などの物資が被災地に届いていないのであろう。


我々が今出来ることは、被災地以外で余分な買いだめ・買い占めを自粛し、一刻も早く被災地に物資が届くよう、一人一人が小さな心がけを行うのが、こんな時には役に立つのだと思う。


今夜は我が家も各部屋の電気を消し、最小の電力消費として節電に協力。
今日会った方は、庭に置いてある太陽光で蓄電する庭園照明器具を家に持込み、夜は電気を使わないようにしていると話していた。
小さな事かも知れないが、我々に出来ることはまだまだ有りそうだ。



宅建協会臨時総会&代議員会

地震の影響により開催が危ぶまれていましたが、本日13:00から新宿京王プラザホテルにて、新公益社団法人移行申請に向けた定款変更のための臨時総会が開催されました。


開始後10分程の頃、下から一回だけでしたが強い地震の突き上げがあり、一瞬ひんやりしたが即治まって一安心といったところです。


臨時総会が無事終了した途端、1人の人が「こんな時に総会を開催し、もしも代議員のみに危険があったらどう責任を取るんだ!」という発言が有りました。


確かに大地震発生後の会合だけに、このような意見が出ることは想定された事です。
それ以外は総会自体が荒れることは無く、無事に定款変更の議案は可決承認されました。


正会員数14,395社に対し、賛成した出席会員439名、委任状11,460通の賛成総数11,899名によって可決決定されました。


その後引き続き開催された平成22年度第3回目の代議員会では、各種報告に続き平成22年度予算補正に関する件、及び平成23年度事業計画案と予算案承認に関する議案が上程され、全て可決決定して無事終了いたしました。


まだまだ余震が続く中での開催でしたので、とにかく無事に終了して良かったと内心ほっとしている次第です。



2011年3月17日木曜日

技術革新、制御出来なければ意味がない!

その昔、モータースポーツをやっていた時のキャブレター(燃料供給装置?)は、ウェーバー・ソレックス、一般車のスポーツタイプはSUキャブ等、ねじを回して調整するアナログタイプが主流でした。


調整するメカニックの技術レベルによって車の性能は大きく変わり、運転するドライバーにとっては足回り同様に非常に大事なポイントでした。


途中から電子制御のフューエルインジェクション(燃料噴射装置)なるものが車に搭載されるようになり、ねじを回して調整するアナログ時代から、パソコンでデータを制御するデジタル時代へと移行しました。


今まで不可能であった夢のようなセッティングが可能となり、運転席に設置されたダイヤルを回すことで燃料の供給を調整出来るようになりました。


つまりどういうことかというと、それまではボンネットを開けてドライバーを持ち、キャブレターの調整ねじを回して燃料を調整、しばらく走って納得がいかなければまた車を止めてボンネットを開けて調整、その繰り返しで自分の望むセッティングを決めていたものが、車を降りず、ボンネットを開けず、運転性からダイヤルを回すだけで調整可能となったのです。


当時は排ガス規制のための検問があちこちで行われており、私が乗っていたような派手なカラーリングを施したラリー車は真っ先に検問に引っかかりました。


キャブレター時代、馬力をあげるために燃料ミクスチャーを濃くしていたので、結果としては高濃度の排気ガス(生ガス)を発生し、検問では必ずといって良い程「整備不良車」のレッテルを貼られていました。


しかし・・・・・・


電子制御時代になってからはその当たりのことが一変し、悪ふざけだったので今はとっても反省していますが、排ガス検問に入った瞬間、運転席からダイヤル調整で燃料ミクスチャーを一番濃くします。


結果どうなるかというと、検問で使っている排ガス規制のメーターが振り切れてしまい、整備不良車として要整備のステッカーを貼られてしまうのです。


ところが・・・・


運転席から燃料ミクスチャーを一番薄くし、「すみません。もう一度計ってもらえますか?」と言って再計測してもらうと今度は計測器の針が動きません。


どういう事態になるかというと、「計器が壊れたようなので今日の検問は中止」となっていたのです。


つまり、新しい技術が広まったとき、その技術を理解出来ない人にとっては何が起きているのか理解が出来ず、正確な状況判断が出来なくなると言うことなのです。


前置きが余りにも長くなり、焦点が呆けそうになってきたのですが、何を言いたいかというと、人間が便利に使う道具は、使い手がコントロール出来ることが前提であり、制御不能となる技術は、どんなに便利でも・コストが削減出来ても・効率が一番良くても、人間が使うべきではないのではないかと言うことを言いたかったのです。


便利に使える道具は、使い手がちゃんとすべてを制御出来て初めて力を発揮する。


今までは技術革新に一喜一憂して進化して来たけれど、「本当にそれで良いの?」と感じたのは、多分私だけではないでしょう。