2009年12月19日土曜日

「追い出し規制法案」来春制定に?

追い出し屋 家賃滞納者に対する「追い出し屋」問題が表面化し、悪質な深夜・未明の督促や無断鍵交換・家財撤去等を防止するため、鳩山内閣は次の通常国会に「追い出し規制法案」を提出するとの記事が今朝の朝日新聞に掲載されていました。


確かに法の規制を超えた暴力的・脅迫的な追い出し行為が一部で行われているのは事実のようですが、全ての家賃保証会社でこのような強圧的な追い出し行為を行っているはずもなく、当社が提携している家賃保証会社では何度か滞納者の明渡しを実施した経緯はあるものの、無断で鍵交換したり法に違反するような行為は全くなく、それ故に法的手段の積み重ねで退去通告を行うが為にかなりの時間と費用を要します。


時間が掛かれば掛かるだけ家主の損失は拡大するため、この時間を短縮して少しでも追い出しに掛かる費用を安くしようと法を逸脱した追い出し行為が行われているのです。
何故このような事態が発生してしまうのか?と言うことをよく考えてみると、家賃滞納者に対し法的手段を用いて明渡しを求めるのに時間が掛かり過ぎるという問題がその根本原因として考えられます。


リストラその他の理由でやむを得ず一時的に滞納している者と、確信犯的な悪質滞納者とをはっきりと分ける必要があり、日本では何でもかんでも悪質な者までも含め、過度な消費者保護に成りすぎているような気がしています。


不況によって家賃の支払いが滞っているような社会として守るべき弱者はしっかり守り、法を隠れ蓑にした悪質滞納者にはしっかりとした法的な退去勧告を迅速に実施できるような法整備を行えば、悪質な追い出し屋の存在はかなり減るのではないかと考えます。


貸主や管理会社・家賃保証会社に対して法的な規制を加えるのであれば、過保護なまでに守られている悪質滞納者に対してもそれなりの法的手段を講じてこそバランスの取れた法整備が出来るのではないかと思います。


悪質な追い出し屋が存在するのも事実なのでこのような法律の制定も必要ではあるのですが、法をしっかりと守って賃貸している貸主や管理会社・保証会社に対し一律に網を掛けるのは如何なものかと感じた次第です。


長期に渡って滞納を続ける悪質滞納者がかなりの数いるのも事実ですので、その辺りの事情にも少しは目を向けて欲しいものです。



2009年12月17日木曜日

シンフォニーディナークルーズ(忘年会)

師走に入り、宅建協会練馬区支部も七つの地区でそれぞれ忘年会が開催されています。


12月4日の江桜地区(江古田・桜台方面)を皮切りに、18日の大泉地区で一通り終了し、これでいよいよ今年も残り僅かとなります。


そんな中、15日火曜日に私(当社)が所属する中富士地区(中村橋・富士見台方面)の忘年会が開催されました。
例年は中村橋駅前の「勇の里」という割烹料理屋さんで行うのですが、今年はちょっと趣向を変えてシンフォニー号で行く東京湾ディナークルーズとなりました。


17:00に中村橋をバス2台(中型25人乗り)で出発し、夕方の渋滞に巻き込まれて18:30分に日の出桟橋到着。
全員で記念写真を撮ってから乗船。
19:10に出港し、21:40に帰港する約2時間40分の船旅です。


用意して貰った部屋は最後尾の三方が見渡せる開放的な位置のパーティールームで、部屋から直接出られる専用デッキも付いていました。


着席してのブッフェ形式ディナーと、座った位置からも見渡せる綺麗な夜景。


参加された方々は(もちろん私も)大満足でした。


食後は、中富士地区恒例となった参加者全員の近況報告(自己紹介)やビンゴ大会など、あっという間の2時間半でした。


21:40に帰港し、それからバスで練馬まで戻ると23:00。
ちょっと遅くはなってしまいましたが、参加者全員満足できた忘年会となり、中には「また来年もこれをやろう」という声まで聞こえてきました。


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これで今年も残すところ約2週間、22日の城北ブロック運営委員会(豊島区・北区・板橋区・練馬区)と、25日の練馬区支部常務理事会で今年の行事も全て終了となります。



2009年12月13日日曜日

民主党 仲介手数料の原則両手禁止を白紙撤回へ

両手禁止 12月8日号の住宅新報によると、「民主党の前田武志参議院議員は、12月3日に開催されたサタスインテグレイト第31回不動産フォーラムにおいて『両手仲介禁止は党内での十分な議論を経ずに表に出てしまい、皆さんに心配をかけてしまった』と語り、正式な政策とはなっていない事を明らかにした」と報じています。


また、「一旦白紙に戻し、日本の習慣や業界の意見を踏まえながら行っていくとの見通しを述べた」とも報じています。


とりあえず思いついたことを政策集に入れておいただけ?


いきなり政権与党になり、内部統率が取れていないことは良く理解できるのですが、ちょっとした思いつきで世の中変えられてしまっては、現場で働く者としては納得の行く話しではありません。


頭の中と机の上だけで物事を考えている人の思惑だけではなく、現場で働く者やユーザーの意見等、じっくりと収集した上で協議をして欲しいものです。


それによって大きな影響を受けるのは、不動産業界で働く者と不動産取引をする予定の顧客だということをあらためて認識していただければと思います。


売買のみならず、賃貸市場のことにも触れており、「安心して貸すためには定期借家権の普及が欠かせないとの認識を示した」と報じられていますが、定期借家権が創設されてから早いものでそろそろ10年が経過しようとしています。


平成16年を目処に改正が予定されていたにもかかわらず何も手がつけられず、法律は出来たけれども殆ど放ったらかし状態。
住宅に関しては何と普及率が5%前後と、殆ど利用されていないような状況が続いています。


当社ではリロケーション(留守期間のみの賃貸)という業務に特化しているので、殆どの契約を定期借家権にて行っていますが、せっかく出来た欧米並みの定期借家権。
もう少し目を向けて、しっかりと普及させていただきたいものです。


平成16年に予定されていた改正を早めに実施すればもう少々普及率は上がるのではないかと思っています。


現状では二重の説明や余計な書面の取り交わし、普通賃貸借から定期借家へは移行できないなど、使い勝手が悪い状態が続いています。


机の上だけではなく、現場でのそういった改善案をしっかりくみ取ってくださいね!民主党さん!



2009年12月7日月曜日

おめでとう石川遼!

最年少賞金王がやっと決まった。


最年少賞金王という記録も凄いけれど、プロになってからこんなに短期間で賞金王を手にしたプロは今までいなかったのでは?


とにかく凄い事ばかり・・・


しかしこれから先は、今までのスピードが速すぎたが為に、もう少しペースダウンして無理のないペースを掴んでもらいたいと心底思っているのは私だけでは無いでしょう。


皮肉な事に、来年の世界のお手本は「タイガーウッズ」から「石川遼」にシフトして来るでしょう。


チャレンジが全てで攻め・攻め・攻めだった今までと違い、トップに立ってしまうと追う立場から守る立場に変わった時、本領発揮ですね!


いずれにしても凄い記録達成!おめでとう。


調べてないからはっきり言えないけれど、世界的にもこんな記録は初めてでしょう!



2009年12月1日火曜日

『ルイシャトレひばりヶ丘ラスティパーク』募集開始しました。

ニチモが分譲した252世帯の大規模開発マンション。


フロントサービス・24時間セキュリティ・スポーツジム・キッズガーデン・ハーブガーデン・サニーガーデンetc・・・


多種多様な設備が充実した大規模開発ならではの分譲賃貸物件です。


物件お詳しい情報は、リロケーション物件情報サイトにて!


バーチャル物件案内は下記からどうぞ!




2009年11月29日日曜日

デジブック 振分2DKアパート 『コーポ高田』

平成23年に目の前の敷地(13,739㎡)が大規模公園となる練馬区中村2丁目に建つアパート、『コーポ高田』振分2DKをデジブックにてご紹介します。

この公園予定地は元NTTの社宅跡地で、練馬区土地開発公社が取得して大規模公園に生まれ変わります。






2009年11月28日土曜日

地価の下落が止まらない

地価動向調査200910 昨日、国土交通省から全国の一等地150地点の地価動向調査(2009年10月1日時点)が発表されました。


小さくですが、今朝の朝日新聞に掲載されていましたのでご紹介します。


それによると、3ヶ月前の調査に比べて147地点で下落し、残る3地点もかろうじて横ばいという結果になっていました。


上昇地点がゼロだったのは2008年10月の調査から5回連続ということで、我々周辺では体感的には下げ止まったような印象も持っていたのですが、全国レベルで見てみるとまだまだ下落基調は止まっていないようです。


円高が進み、株も下落が続いている現状を鑑みると、まだまだ暫くは厳しい状況が続きそうです。