2011年8月10日水曜日

エスカレーターの一列乗車は是か非か?

いつから?誰が?始めたのか、地下鉄などの駅ではエスカレーターに一列乗車し、右側は急ぐ人が歩いて登れるように空ける習慣が定着してしまった。



確かに朝のラッシュ時などは右側を歩いて登る人がかなり多く、歩かずに二列乗車するより効率は良さそうだ。



しかし、ラッシュ時以外は右側を登る人が殆どおらず、左一列に並ぶ人で大渋滞。



非常に効率が悪い。



かといって右側に乗ると後ろから来た人に「邪魔だ!どけ!」とばかりに後ろを突かれ、やむなく歩き出さなくては喧嘩になりそうなシーンを目にすることも多々有る。



かなりの数の方がこの一列乗車の習慣を「悪しき習慣」と感じている事だろう。



しかし、律儀でまじめな日本人はある意味融通が利かないところもあり、混んでいる時は「左一列で右側は歩き専用」、空いている時は「歩かずに二列乗車」と臨機応変に対応することは難しいのであろう。



そうなると・・・・



公共の場での話なので、設置者側が「もう少し効率よく運用出来る策」を考えて欲しいと思いながら、日々エスカレーターを利用しています。



素朴な疑問でした。



2011年8月8日月曜日

土地所有見直し案?



土地所有 今朝の朝日新聞一面にトップ記事では無く少し小さめにでしたが、「土地所有見直しを」というタイトルの記事が掲載されていました。



なかなか進まない災害復興をいち早く進めるための提案のようですが、その内容は少々衝撃的なものです。



誤解の無いように説明しておくと、これは朝日新聞本社内に設置された「ニッポン前へ委員会」の提言と言うことなので、政府内部の提言ではありません。



もしこれが実現されれば・・・・・



相続その他で土地の争いは激減するでしょうし、税制面でも国の財源が大きく増えるため、一般の税を低く抑えることも可能となります。



その内容はと言うと、「公共性の高い土地は国家のもの、所有者は国であり、国民は定期借家にて国から借りて家を建てる。

つまり、従来型の土地所有権は無くなり、土地は有償での利用権となる訳です。



確かに災害復興で問題となっている土地の所有権を、一旦全て国が買い上げ、将来構想をじっくり練った街作りを行い、国民はその必要性に応じて場所を借り、商売をしたり、生活の場にしたりする訳です。



もしこれが完全実施されないまでも「ニッポン前へ委員会」が提言しているように、今回のような災害復興や少子高齢化で過疎化され、シャッター街となってしまった地方の商店街の活性化などに利用できそうな気がします。



アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく

米国債の格下げ記事。



今朝の新聞は一面トップで「ドル没落への序章」(朝日新聞)と題し、格付け会社の発表を世界的関心事として捕らえていました。



この米国債の格付けが下がると言うことは、世界的なお金の流れが大きく変わってしまうと言うこと!

お金が回らなくなると経済が停滞し、経済的負のスパイラルが始まってしまうと言うことです。



アメリカ人は貯金をする習慣があまり無いようで、日本人的感覚からするとその日暮らしのようにも見えます。



好景気を維持すると言うことはお金が流れていると言うこと!

お金が流れていると明日の不安が無いから今日のお金は今日のうちに使う、だからお金が絶えず流れる。



「宵越しの金は持たない」のです。



明日に不安があるとお金を使わず、明日のために残します。



つまり先行き不安があるとお金は流れなくなると言うとても判りやすい経済の原理原則があるのです。



アメリカの現在の状況を良く見てみると「くしゃみ」のような軽い症状ではなく、「深く咳き込んでいる」のではないですか?



もしそうだとしたら、「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」ではなく、風邪ではなく肺炎にかかってしまったような状況に陥る危険を感じます。



日本人は勤勉な国民なのでしっかり貯金をし、蓄えを持っています。



アメリカのように経済がすぐに破綻する事は無いでしょうが、ますますお金が流れなくなることだけは間違いないでしょう。



そんな時代が来た時にどうするか?

しっかりと今のうちに考えておきたいものです。



現政権には悲しいかな期待出来ませんから!



2011年8月7日日曜日

新ハトマークネット構築作業、いよいよ最終段階へ

不動産協同組合主導で進められてきた「新ハトマークネット」構築作業は、四つの分科会に分かれ、今までに何回会議を行ったか解らなくなるほどの回数(週1~2回程)を重ね、先月末でほぼ要件定義が固まり、そのワイヤーフレームを基に今月からベンダー側にて実際の制作作業に入っています。



あまりにも会議回数が多いため、日々の仕事に影響が少なくなるよう夜に開催されてきました。

しかし、何せゼロからのサイト構築作業。

当然のことながら喧々諤々で激しい議論が戦わされ、あっという間に3時間・4時間場合によっては数時間が経過してしまいます。



実際にリリースされるまでの3~4ヶ月間もまだまだ夜の会議は続きます。



実装される機能やコンセプトについては、まだ全てを公開することは出来ませんが、今まであった不動産ポータルサイトとはちょっと違うスタンス、いや今までに無かった、出来なかったコンセプトに基づいて企画されています。



とても素敵で愛らしいキャラクターも出来上がったので、今秋にはリリース前のPR作戦も展開されていきます。



情報発信をする我々宅建協会の会員にとっても、不動産を探すユーザーにとっても、今までに無かったコンセプトに基づく新しいハトマークネットは、きっと両方から認知されること間違い無しという信念のもと、今年はお盆休みも返上で制作メンバー全員が夜遅くまで毎週毎週頑張っています。



会議が終わると夜中になってしまいますが、その後で飲む一杯のビールを楽しみに・・・・



昨晩は西新宿のクリエイティブホープという制作会社にて会議を行ったため、近くの居酒屋?「タカマル鮮魚店」でご苦労さん!



この店の凄いところはいつも満員御礼!というだけでなく、写真のように道路までも使って営業しています。

築地に店がある水産会社が営業しているだけあって魚は新鮮だし、出てきたエビフライの大きさにもびっくり!30センチ以上あったでしょうか。

昨晩はちょっと涼しかったので外の方が気持ち良かったですね。

我々のスタッフは左隅の方に写っています。






  • マルタカ1


  • マルタカ2


  • マルタカ3


  • マルタカ4




マルタカ4



2011年8月2日火曜日

最近の大手仲介会社ちょっとやり方ひどくありませんか?

不動産業界は昔と比べると会社自体もしっかりとしてきているし、一定のルールを守って正しく運営されているようにもなってきました。



しかし、賃貸に関しては元付けの管理会社から広告宣伝がなされているにも係わらず、「礼金乗せても良いですか?」というような問い合わせが非常に増えており、一歩間違えると借り手を騙すという詐欺事件にも発展しかねない危険な状態が続いています。



売買に関してはとても紳士的になり、きれいな仲介をやっているようにも見えるのですが、ここに来て大手仲介各社で他社を排除するような行為が目に付くようになってきました。



専任媒介で物件を仕入れているにも係わらず、一定期間が経過しても指定流通機構(レインズ)に登録をかけない。



仮に登録をかけている物件でも、いつ問い合わせをしても「売り止めです。」と言って仲介をさせてもらえない。

その物件を買いたいと思っている顧客がいても紹介させてもらえないのです。



一部の仲介大手では昔から客付けをさせてくれない会社は体質的にあったのですが、最近ではそんな汚いやり方を今までしなかった大手でもこういった行為が目に付くようになってきました。



競争が激しく、利益追求のために両手指向(売主・買主双方から手数料をもらうこと)を重んじる結果、他社を排除して手数料率を上げるという手法に出る訳です。



大手だからと信頼して売却を頼んでいる顧客の利益に相反する行為であり、少しでも早く成約に結びつくようにと言う流通機構の存在そのものを蔑ろにする行為となります。



一時弁護士と同じく、「利害の反する双方から仲介手数料を受領することを禁止しよう」とした動きもありましたが、消費者契約法や消費者保護法などを強化する前に、不動産業の手数料のあり方を今一度考え直す時がきているのではないでしょうか?











2011年7月31日日曜日

石川遼は何故勝てない?

このところ石川遼が低迷している。
何故だ?


おそらく彼の年齢にしては大きな壁を乗り越えるために大きな努力をしているのだろう!


そのもがき苦しむ様は良く理解が出来る!


このところ、なでしこジャパンが象徴的な現象として具現化されたように、どのジャンルでも男子より女子の方が脚光を浴びる機会が増えている。


何故だ?・・・・・・


勝負の世界は「勝った者が一番」この原則は多分今後も変わらないだろうし、勝てる者は「何故勝てる?」という原理原則も多分今後も変わることは無いであろう!


歴代のメジャータイトル保持者を見てくるとその辺りの資質が見えてくる。


最近の石川遼はミスショットをした際にクラブから手を離し、時にはクラブを投げてしまうシーンがよく見られる。


まだ若いから仕方がない!でも・・・・・


本当に素質が有るものは、ファンが見ている時に粗暴で下品な行動は絶対にしない!


過去の世界歴代王者は、どんなミスショットをしたり成績が低迷していても、いつも笑顔。
クラブを投げ捨てることや、つばを吐くことなど絶対にしなかった。
それは子供達を含むファンが絶えず見ているから・・・・・


例えば、トムワトソンはどんなミスショットをした時でもクラブを投げた姿は見たことが無く、いつも笑顔。
ジャックニクラウスしかり、アーノルドパーマしかり・・・・・
その昔のプレーヤーも全てしかり・・・・・


正直なところ、ミスショットをした自分に怒りを感じるのは理解出来るが、テレビ放映されている時にそのような態度を取るようでは、未来のゴルフ界にとってプラスになることは無いであろう。


闘争心は次の戦いに挑むため大事な感性ではあるものの、見ている・応援している人達に感動は与えないし、強ければ何でも良い!と言う間違った感性を植え付けることにもなる。


この辺りの感情をコントロール出来ない限り、ビギナーズラック(強運の持ち主)でここまで来た石川遼は世界の強豪相手に勝負は出来ない。


なでしこジャパンのメンバーは、シュートが外れてもピッチに唾は吐かないし、女子のゴルフ界でも世界の上位にいるトッププレーヤーがラウンド中にクラブを投げたり、クラブを蹴飛ばしたり、地面に唾を吐いたりする光景はあまり目にしたことは無い。


悔しい気持ちを表面に出し、戦う気持ちを沸き立たせて闘争心を燃やすことは大事なことだが、トッププレーヤーが世間に与える影響力(特に子供達へ)を無視して自分だけの世界に入ることは、それだけのステージにまだ立っていない!と言うこと!


世界で戦う為の実力がまだまだ備わっていない事の証なのかも知れない。


AON(青木・尾崎・中島)の全盛期以来、ずっと衰退してきた男子ゴルフ界を盛り上げる起爆剤的存在なので、あまり見苦しい行動は映像上見たくない!


アマチュアで勝ったあの時の純粋な気持ちを持ちつつ、石川遼の背中を見ている子供達の事もイメージしつつ、自分の存在感の重さをもう一度見つめ直して頑張って貰いたい。


日本の男子ゴルフ界は石川遼の存在によって大きく変わろうとしている。


そのためにも、クラブは投げないで!



スマートフォンに変えては見たけれど・・・・・・

トレンドは「スマートフォン」ということで携帯からスマートフォンに替えた方もかなりの数いらっしゃるでしょう。


今朝の朝日新聞30面「生活欄」に「スマホに替えて見たけれど」という記事が掲載されていました。


私自身、携帯電話機のバッテリーが頼りなくなったのでauのスマホ「is03」を購入。
とは言っても予約制で昨年秋に注文して手元に来たのは今年の2月。


ワクワクしながら使ってみたものの、今までの携帯で使えたSuicaが使えない!(今年7月23日からは利用可)


iPhoneは昨年から使っていたが、iPhoneに比べて使い勝手が非常に悪いし、レスポンスも遅い。
視覚的操作感もiPhoneに比べて非常に使いにくい!


しかし・・・・


iPhoneでは出来なかったことが出来る機能も沢山ある。


やっぱりAndroidはパソコンの小さくなったもの!


iPhoneはパソコンの延長線上のように見えるが、実はそうでも無く、iPhoneはやっぱりiPhoneなのでしょう!


でも仕事で使うには電波が・・・・・・


そんなこんなで新しい物好きの私としては「今現在一番新しい」ものを試してみたいと思いauのスマートフォンとiPhoneを並行して使用中です。


しかし、仕事上車載のカーナビは必須であるにも係わらず、トヨタのカーナビGBookはスマホに対応しておらず、今まで出来ていた携帯電話での地図更新がスマホでは出来ない。


G-Bookのウェブサイトを見ると「スマホのBluetoothと携帯のBluetoothは規格が違うため接続出来ません」という注意書きがあるものの、これってユーザーそっちのけでは無いかと思うのは私だけでしょうか?


トヨタは携帯もスマホも通信キャリアはau。


そうであれば、リアルタイムで更新出来るナビゲーションは当然のことながらどちらにも対応しておくべくではないか?それをしないのは「企業の努力不足では?」と言わざるを得ないでしょう。


スマホに変えては見たけれど、「使えない」と思っている人達に、もう少し使いやすい環境を提供する義務が通信事業者には有るのではないですか?


ガラパゴス携帯と言われ、特殊な進化を遂げた日本の携帯がスマートフォンに完全移行するためには、もう少し超えなければならないハードルが有るのでは無いでしょうか?


とは言っても、スマートフォンに完全移行するのは、実際には時間の問題なのでしょう!