今日は今年度に入ってから3回目(4・5・6月)の宅建練馬区支部常務理事会開催日です。
急を要する議案審議その他は特になく、問題ごとは無いのですが耐震偽装問題の余波はかなり裾野が広く、練馬区内でも耐震に問題ある物件がいくつか報告されています。
マンションだけではなく、戸建て住宅でも耐震不足が見つかり、我々宅建練馬区支部の会員の中にも自主点検で強度不足が発覚し、現在その対応に追われる追われている会社があります。
自社ホームページでも公開し、新聞などマスコミに対しても公表したと言うことで一定の評価が有るものの、「自社の都合で顧客の方を向いていない」といった手厳しい意見もあり、渦中の会社の対応次第で今後の展開が大きく変ることになりそうです。
「自社存続のために何をなしたら良いか?」を考えたとき、自己保身に走るタイプと、自己の利害は度外視し顧客の利益、消費者保護に走るタイプとで今後の存続が決まるような気がします。
時代の流れに迎合するのは決して良いとは思いませんが、営利事業をしている会社の経営者としては、現在の利益と将来存続するための方向付けを何処でバランス取るか?が非常に大事な時代になってきました。
次元が違う話で恐縮ですが、ライブドアや村上ファンドの顛末を見ていると、「企業経営者は何をするべきか?」のヒントはいっぱいあったような気がします。