2011年9月12日月曜日

幼少期の記憶にタイムスリップ

レトロな練馬640 西武池袋線練馬駅の南側、お酉様の開かれる練馬大鳥神社のすぐ近く。



昼間はあまり気がつかないのですが、夜になると妙に気になる店があります。



名前は「大吉家」。



店構えからして「ラーメン屋」?「焼鳥屋」?でも店の壁面には古めかしい大きな看板で「富士自転車」。



でもどうやら自転車屋さんでは無さそうです。



丸いポストもあるけれど郵便屋さんでも無さそうです。



ショーウィンドウの中には「ベティーちゃん人形」もあります。



横に回ると壁面には昔懐かしい「かとり線香アース渦巻の由美かおるの看板。





Yumikaoru00



店の中には入ったことがないのですが、店内にもいろいろとレトロな物が置いてありそうです。



実は結構有名なラーメン屋さんだそうです。



2011年9月10日土曜日

永年親しんだ豊島園が無くなってしまう。

練馬区民にとっては、いやいや東京都民なら一度は行ったことがあるであろう豊島園遊園地。



夏になると毎年楽しみにしていた週末土曜日の花火。

仕事を早めに切り上げ、シャワーを浴び、枝豆とビールを用意してベランダから花火を楽しむ、そんな夏の楽しみも2004年を最後に中止となり、とても寂しく感じていました。





Img_1517068_62177319_0 豊島園と言えば一番の思いでは「ウォーターシュート」。

1927年に営業用としては豊島園が日本で初めて導入しました。

水面につく直前、船首に乗った船頭さん?が大きく飛び上がり、そのかっこよさにあこがれて将来はウォーターシュートの船頭さんになりたいと思ったぐらいです。

このウォーターシュートは日本上陸から102年経った2005年、最後まで営業を続けていた八景島シーパラダイスを最後に姿を消しました。



その後、流れるプールやハイドロポリスやツイン型フライングパイレーツなど、世界初や日本初のものが多々ありました。



小・中・高の頃、夏になると友人たちと毎週のように流れるプールのある豊島園へ行ったものです。





豊島園買収 海外からのエンターティナーを招いての各種イベントも数多く開催され、桜の頃のビヤガーデンや夏の夜を涼む緑のビヤガーデンなど、楽しい思い出は一杯あります。



そんな豊島園が東京都に買収され、都立公園として生まれ変わるという事が今朝の新聞に小さくですが掲載されていました。



寂しい出来事ですが業界を問わず、小さいけれど一生懸命頑張ってきた者たちが力尽きてその歩みを止めてしまうことには少なからず悲哀を感じます。



大きくなくては生きて行けない時代、こんな時代で良いのかな?

小さいけれども頑張っている人達が報われる時代はもう来ない?



2011年8月30日火曜日

民主党内部で自浄作用が働いた?内部抗争?

民主党の代表選挙で野田氏が党首になったというニュースが流れた。



小沢氏の支援を受けた海江田氏が最有力となったが過半数は取れず。



国民の人気は前原氏が一番高かったが、党内での支持は国民人気ほど高くはない。



選挙結果は予想通り上位二名の決選投票となったが海江田氏の票は34票しか伸びず、一方の野田氏の票は113票も伸びた事になる。



これは小沢氏の影響力を嫌った民主党内での自浄作用が働いた結果だと思いたいが、真相は如何なるものだろう?



石原自民党幹事長は「小沢氏を嫌いか好きかの内部抗争」と揶揄していたが、悲しいかなこれがずばりそのものの評価かも知れない。



いずれにせよ、一刻も早く災害復興に全力を注ぐのが、新代表としての責務だと言うことをしっかりと自覚してほしいものである。



2011年8月29日月曜日

日本の顔は誰?

いよいよ11:00からの民主党代表選挙で日本の顔が決まる。



しかし、本人の資質・実力では無く、派閥の数で決まるこの構図は、旧自民党時代よりもっと酷くなったように感じる。



闇将軍復活と捉えている人も多いでしょう!



日本の政治スタイルは30年も昔にあと戻りしてしまった。



もう誰でも良いが、椅子取りゲームは早く終わらせ災害復興を最優先で政治力を発揮してもらいたいものである。



被災地の復興のみならず、国民そのものを無視した政治は認知される訳が無い。



2011年8月23日火曜日

顧客を無視した大手仲介会社の現実

今月初旬にも同じ話を書かせて頂きましたが、またまた別件で同じ事件が起こっています。
それも複数回、それぞれ別の大手不動産仲介会社です。


売り主様から売却を依頼された際、専任媒介契約では7日以内、専属専任媒介契約では5日以内に指定流通機構(レインズ)へ登録をし、広く一般に情報を公開しなければならない決まりとなっています。


昭和54年~55年にかけてS不動産が仲介に力を入れ、多店舗展開をするためにO不動産から店長クラスを約100名もスカウトしたことがありました。


こうして仲介市場に参入し多店舗展開を成功させたS不動産販売は、 前々から大手の中では一番評判が悪く「絶対他社に仲介させない」ということで有名になっていました。


レインズに登録があり、当然のことながら業者仲介可となっていても、問い合わせをすると「契約予定です。あるいは契約交渉中です。」といって客付けをさせてくれません。


一週間して再度確認しても、二週間してから確認しても答えは同じです。


実際には契約予定とはなっておらず、自社で両手(売り主・買い主双方から手数料をもらうこと)になるまで他社を排除する訳です。


このやり方を批判していた他の大手仲介各社も最近では同じ事をやっています。


おそらく社内で手数料率を上げるようにお達しがあったのだと思いますが、「不動産取引の透明性と、適正・円滑・迅速な取引の実現を図る」という流通機構の趣旨に反し、その存在そのものを根底から無視する行為となります。


早期決着を謳いながら、他社を排除するのは顧客(売り主)を騙していることになります。


今回当社で起こった事件は、同一マンションで大手仲介会社から売りに出た物件を同じマンション内に住んでいる当社の顧客が買おうとした際に起こりました。


何度問い合わせをしても「契約予定です。」といって案内をさせてくれません。
二週間経って再度確認しても返答は同じです。


私にとって友人でもあり、会社の顧客でもある方なので、裏事情からして実際に契約予定では無いことが予想されるため、「どうしてもこの物件を買いたいのであれば、当社を通さないで直接連絡するように」と指示しました。


案の定、「交渉中の顧客はいるけれど物件はありますよ。」ということで話が進みました。


当社にしてみたら「頭に来る話」となるのですが、こうしなければ「買い主は物件を買えず」、「売り主は成約に至らず」双方の顧客が損失を被った形となります。


この大手仲介会社にとっては結果ラッキーな話ですが、これで本当によいのですか?


利益追求のために顧客の利益を無視し、大手としての責任と信頼はどこへ行ってしまったのか?
モラルも何もなく情けない話です。


この一回のみならず別件でも全く同じ状況が他社で発生し、今月初めから現在まで毎週毎週確認しているものの「契約予定です。」の返答は変わりません。
指定流通機構レインズの8月23日今日付けの日報にこの物件がまた出ていました。
本当に契約予定であれば流通機構に再登録はしないでしょう。
確認の電話を入れるとやはり「契約予定です。」の返答です。 


よく知っているマンションのため、売り主がどこの誰だかは解っています。
モラルの問題でそんなことはしませんが、もしこの実態を売り主に伝えたらどう良い訳するつもりでしょうか? 


これまでに何度も言ってきたことなのですが、仲介手数料の両手制度(売り主・買い主双方からの手数料受領)に問題があります。


売り主から手数料を頂き、買い主からも手数料を頂ければ単純計算で手数料は倍になります。
売買の手数料は高額なのでとても大きな金額となります。 


流通機構に登録し、情報を公開して他の業者が客付けすると買い主側手数料は他の業者のものとなり、売り主からの手数料のみとなります。


売り物件を預かったら指定流通機構へ登録しないと業法違反となるため登録だけはします。


しかし、他社に客付けされてしまうと手数料が半分となってしまうため、「契約予定です。」と言って他社を排除する訳です。


何でこんな矛盾が起こるのか?というと業法上の矛盾があるからに他なりません。


「不動産取引の透明性と、適正・円滑・迅速な取引の実現を図る」という流通機構本来の姿を取り戻すためにはどうしたらよいのか?


国土交通省の担当者の方はもっと真剣にこの現実を把握して頂き、早急なる善処をお願いしたいと実感しています。


このままでは顧客の権利・利益を擁護出来ないだけではなく、せっかく作った指定流通機構は存在しても意味を持たなくなっています。



2011年8月19日金曜日

やっと猛暑が終わるのか?

猛暑練馬0818 しかし昨日は暑かったですね。



悪名高き練馬の猛暑は新聞発表で37.9℃、館林の38.5℃、熊谷の38.3℃に次ぐ第三位だったそうです。

何で練馬は暑いのか?



東京23区内の気象庁観測所は6カ所。

千代田区大手町の気象台、同じく千代田区北の丸公園、江戸川区臨海町、大田区羽田空港、世田谷区岡本、そして練馬区です。



練馬区の観測点は武蔵大学の校内にあり、感状7号線のすぐ脇にあります。



何で練馬が暑いのか?という話は前にもブログに同じ内容を書いたのですが、ヒートアイランド現象で暖められた暑い空気が海風に乗り、練馬辺りで南北に川のごとく流れる環状七号線で一気に合流して北へ流れていきます。



環状七号線が暑い空気の通り道になっているようですが、この環状七号線の内側すぐ脇に練馬区の観測点がある訳です。



8月14日に丸の内に買い物に行った時、風があったこともあり比較的涼しく感じました。



ところが練馬に帰ってきたら都心部よりかなり暑い。

2~3℃程違うのではないかと思えるほど温度差を感じました。



多少風がある時の方が練馬方面に暑い空気が流れ込むのかも知れません。





41℃
環状八号線でも同じような現象が起きているのか?昨日世田谷方面に出かけた際、環八走行中に車の外気温時計が41℃を指しました。



今年の7月15日にも同じく環八走行中に42℃を記録したことがあり、もしも気象庁の観測点が環七ではなく環八周辺にあったとしたら、おそらく杉並か世田谷が「東京で一番暑い街」となっていたのかも知れません。



今日は朝から雷も鳴り、かなり激しい雨。

格段に涼しくなり、事務所のエアコンを切って窓を開けている方が気持ちよく感じるほどになりました。



このまま暑さが戻る事無く、秋に向かってくれれば有り難いのだが・・・・・



まだまだ暑さはぶり返すのでしょう。

さすがに少々夏バテ気味となりました。



2011年8月15日月曜日

究極のエコ!「ベロタクシー」

お盆休み真っ最中の8月14日(日)、妻と一緒に丸の内へ買い物に行ってきました。



近くを通ることはあっても、新丸ビルが完成した以降立ち入ったことが無く、丸の内一帯が大変貌を遂げた姿を遅ればせながら見てきました。



完全にお上りさん状態です。



東京駅を降りて歩き出し、まず感じたのは「練馬より涼しい!」、都心部でコンクリートだらけのヒートアイランド現象が激しく、都心部ほど暑いと思ったら大きな勘違いでした。



日本とは思えないような綺麗な街並み(新丸ビル裏の道筋)は有楽町まで続き、ブランド物の店が立ち並ぶ姿は大型のアウトレットモールへ来たような感覚です。



ウィンドウショッピングをしているとちょっと変わった乗り物を見かけ、声をかけてみました。



ベロタクシー2



ベロタクシーの運転手はアベさんという好青年。

通常は運行料金を取っているそうだが、今日はイベント企画のため無料運行とのこと。



珍しい乗り物だったので単純に「これはいくら払えば乗れるのか?」を聞きたかったのだが、無料運行と聞き即乗車。



丸の内界隈を約20分~30分くらいの間だったでしょうか?乗せて頂きました。

基本的にはバイク型の自転車なので道路運行上の扱いは自転車、但し約100㎏あるという重量のため、ペダルでこぎはするもののバッテリー駆動で電動自転車と同じく補助しているそうです。



ベロタクシー



走行中は街を歩く人たちが珍しい乗り物に足を止め、カメラを構えて写真を撮ります。

正直乗っている我々は、「みんなも乗ってみたら!」と思いつつ、正直なところ人に見られたり、写真を撮られたりする事に慣れていない身としては、ちょっと恥ずかしい気持ちにもなりました。

でも珍しい経験にちょっと満足。



「観光地では人力車に代わって普及するでしょう!」と聞いたところ、どうやら京都の方から普及し始めたらしいですね。



観光地をゆっくりと見て歩き、しかも環境に優しいエコタクシーは広域運行には向かないでしょうが、小さな地域内での運行には最適な交通手段でした。



ベロタクシーを堪能した後は休日ならでは、いつもなら夜しか行かない「オイスターバー」にて昼間からワインを頂きました。



オイスターバー



丸の内は大変貌を遂げ、都会のビル街から緑の多い憩いの場になっていました。

ブリックスクエアはその典型的な空間のようで、外から見るとビル、でも内側に入ると「坪庭」のようなビル間の空間に緑を配し、心身ともにリラックスできます。



ブリックスクエア



造られた街であっても、やっぱり自然を感じられる空間は安らぎますね!



お盆休みの都内もなかなか良いですよ。